シンガポール、バリの旅 4





●地下鉄
地下鉄は最近新しい線が開通してずいぶんと便利になりました。
昔は行き先がわかりにくく、おつりのないバスでしか行けなかった場所にでも簡単に行かれるようになりました。 観光名所だと新しい線はチャイナタウン、クラークキー、リトルインディアを結んで中心街の渋滞に巻き込まれずに スムースに観光ができます。

そんな便利な地下鉄ですから短期間の滞在でも頻繁に使うと思いプリペイドカードを購入することにしました。 前回の旅行で使ったカードがあるので利用可能か窓口に確認をすると「もう使われていない」とのこと。 古いカードはテレホンカードと同じ厚さと形状でしたが、新しいカードはクレジットカードと同じものでした。 そして古いカードの残高は確認不能でおまけにカードを没収されてしまいました。古いカード回収の通達でも出ているのでしょう。 新しく便利になるのは結構ですが、古いシステムのバックアップもある程度の期間までやってほしいです。 強権国家シンガポールに逆らう気はありませんが、もう少し融通を利かせてくれればいいのですが、、、  こんなに便利になったので、これから外国人旅行者の利用も増えるでしょうから。  でももし外国人リピーターが少ない、と考えているのならそれは正確な推測になりますね。

その場で購入した新しいカード(S$15分、これがミニマム)は改札で、タッチ・アンド・ゴーのスイカ方式でした。 日本では使っていなかったのでシンガポールでのスイカ初体験となりました。さいふやデイパックのポケット越しでも読み取り可能なので 以前よりもっとスムースになったと思うのですが、私のカードは調子が悪くて窓口に行くこともありました。

予想外に交通機関を利用しなかったので、その日の終わりS$10近く残ってしまいました。 ここでちゃんと払い戻しができるのか心配になりました。 また没収されたらどうしよう、そうなら乗る都度に切符を買えばよかった。 販売機はおつりも出るし。そんなことを考えていましたが、窓口では残高とデポジットの全額払い戻しを受けられました。ああよかった。 日本と違って終電前に窓口が閉まる場合が多いので、事前に窓口が閉まる時間を確認していたことも功を奏したと思います。

シンガポール人は日本人よりせっかちなのでしょうか、ターミナル駅にある長いエスカレータは日本のそれより速く、 気をつけないとよろけます。そしてホームには駅で長居をさせないためか、いすが少ないです。 でもそこでジベタリアンでもしようものならきっと係員がやってきて注意されるでしょう。 ここもカメラで監視されているので秩序が保たれているのですから。 時刻表は見当たりませんでしたが、待ち時間が表示されるようになりました。


ほとんどいすが見当たらない殺風景なホーム。

しかし驚いたのは、「携帯天国」 であることです。シンガポールでも携帯電話が普及しています。 地下鉄構内では、飲食、危険物・ドリアン持込、大道芸などが禁止されていますが携帯電話についてお咎めはありません。 中国人の気質でしょうか。けっこう大声で話しているのですが、解読困難な中国語方言のチャンポンですから 街のノイズというかんじでさほど気にはなりませんでした。


シンガポールのミスタービーンの広告。 こっちはかわいいね。

(つづく)

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