仕事で行く海外
つまらない渡航記


成田空港へ
成田エクスプレスで朝食を食べ終えて次の駅につくと、隣に女性が座った。
「やった、ラッキー」 まあこれくらい良い事がないと仕事はつらい。
以前に異常に口臭のくさい男が「お見合いボックス席」の向かい側に座って苦しんだ経験(向かい側にいても臭った。隣にいた彼の連れは極度の鼻づまりにちがいない)があるので、成田エクスプレスで自分の席付近に誰が座るかということは飛行機同様に気になる。
その女性は口臭はないようだ。 旅行のようで旅行雑誌を読んでいる。 それはベトナム特集だった。
あ、ベトナムかあ。 少し前に行ったことあるな、有名なガイドブックに写真も提供したし、知人もまだホーチミンにいるから声をかけようかなと少しだけ考えるがやめる。

ただの旅行でこんな気分になることは無い。
旅行には自分の目的があるからだ。
仕事だから「現場についてからでいいや。同行者と合流するまでは楽しまないとなあ」という気分なのだ。
そうだ、少なくとも向こうの空港に着くまではやることはないはずだ。 と考えて自分を正当化させる。

成田空港
まだ朝の8時だというのに成田はこの人だ。
何度来ても「早く搭乗券をもらわねば」という気であせる。
今、地上で揺れに揺れているナショナルフラッグのカウンターは多すぎてどこにチェックインするのかわからない。
少し歩くとモニターが並んでいる場所があった。
おねーちゃんもいた。 それは新しくできたらしいセルフのチェックインシステムであった。
どうせ荷物は全て機内持込であるから渡りに船だ。
操作に迷っていたらおねーちゃんがおしえてくれた。
マイレージも入ってすぐに終了。
このマシンの存在を知ったことは今回の収穫のひとつだ。

そして電車
(つづく)


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