ギターと出会う旅
楽器の街、御茶ノ水散策


短いけど、プロローグ
ついに新しいギターを購入した。
場所はもちろん日本一の楽器街、御茶ノ水。
となりがおたくの街である秋葉原であることとは関係ないが、今回は少しギターおたく的な話になるがご容赦を。
といっても本物のギターおたくからしたら大甘でしょうから、ご心配なく。

新しいギターと書いているので、初めてではない。
エレクトリックがアンプにつないだりすることがめんどうになったので一式をお嫁に出してから(なんというめんどくさがりやだ!)、偶然に出会った小さめのアコースティックギターでカントリーブルースの世界に「沈没」していたのであるが、ここにきて2本目が欲しくなってきた気持ちをおさえられなくなった。

なぜ2本目を
プロじゃあるまいし1本あれば十分ではないか、とお考えの諸兄もおられるかもしれないがこれには理由があるのである。
1 現在のギターが小さい
ミニギターというのは一般的に普通のギターより音程が高くなるものであるが、1本目は音程は同じである。しかし弦の長さは普通は65センチくらいであるがそれはちょうど60センチ。同じ音程で弦の長さが短ければ張力がゆるくなり、特に高音弦が「ペンペン」というかんじの音になってしまう。(それがいいという人もいるのだが、)
2 現在のギターが12フレットジョイントである
普通のギターはだいたい14フレットでネックとボディがつながっているのであるが、小型のギターということか12フレットでつながっている。
頻度はあまり多くないが、12フレットより高い音を出す場合に指運が難しくなる。
3 オープンチューニングもやってみたい
ギターにはレギュラーチューニングという一般的なチューニングのほかにボトルネック奏法などで使用する、簡単に言えば左指であまりたくさん押さえなくても和音が出るチューニングがある。
これをやるときにギターが2本あればいちいちチューニングを変える手間が省ける。

*ちなみに右はアコースティックギターの定番といえる形。 大きいんだよね。
*左は少し小ぶりで腰のくびれたタイプ。
 音の細かい違いはわからないが、ルックスで言うと私はこっちのほうが好きである。


2本目の定義
楽器の聖地、御茶ノ水で何百本ものギターを目にしたらきっと決められずに終わってしまう。そこでどんなギターを買うのか、ということもあらかじめ決めておいた。
1 ギブソン、マーチンは無理
上記は乗用車にたとえればベンツかBMWかというようなアコースティックギターの2大ブランドである。
ほかにもいろいろ良質のギターを生産するメーカーがあるのだが、情けないことにこの2大ブランドの名前を聞くと心が動く。
しかし、世の中は良くできているものでそんな自分のふらちな心を抑えるように、ブランド名に左右されない要因がちゃんとある。
・予算的に無理:  驚いたことに最近は10万円を切るマーチンギターが出てきたのであるが、新品であったらほとんどが20万円はくだらないギブソン、マーチンは現在の自分には無謀である。
・高価なギター<練習できるギター: もし自分がギブソン、マーチンを手に入れたら、きっと大事にするあまり傷が付かないように気をつけながら少しつまびいては、まんべんなく拭いてケースにしまう、といったかんじになるだろう。
手に入れたらそれで満足してしまう自分が想像できる。学生時代の試験前の時期にノートのコピーが集まった時点で、勉強ができたと錯覚したように。
しかし、自分にとってギターは買ってナンボではなくて、練習してナンボである。傷が付くことを気にせずに出しっぱなしにしておいて、いつでも気軽にジャーンと弾くギターが自分には必要だと思っている。

余談になるが4−5年前にアコースティックギターのブームが女性にまで波及した時、TVで某女優がなんとマーチンのギターを持っていて「おおっ」と思ったが、弾いてみたらCのコードもちゃんと弾けないレベルであってマーチン買えない嫉妬心120%で腹が立ったことがある。
あの女優は左指の腹を固くしながら、まだギターを弾いているのであろうか。

2 標準サイズのギター
前述の通り、1本目は少し小ぶりのギターで音がペンペン気味で高音も弾きにくい。
なのでフルサイズで一般的なエレクトリックギターのようにボディがえぐれている、このようなギターが今回のターゲットである。

さあ、あとは実践あるのみ。 いざ、御茶ノ水へ。


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